mato今、話題の「アートアクアリウム展」が気になって、ちょっと足を運んでみようかなぁなんて。ネットで評判を検索してみると、昼間は人が多く入場制限されているけど「ナイトアクアリウム」なら時間制限もなく入場でき日本酒バーで飲みながら観賞できてよいと書き込みがありました。

夕方5時過ぎ、堂島リバーサイドフォーラムまで阪神福島駅から夕涼みがてらのそぞろ歩き。

ほどなく会場に着くと、そこそこの人出ながら並ぶほどではなくチケットもすぐにGet。

期待に胸を高鳴らせながら薄暗い入り口に向かうとほのかなお香の薫り。ますます期待が・・・。

早く中にはいって展示を見たいという気持ちを抑えつつ、まずは主催者の方のこのアクアリウムにかける想い、観賞用金魚に向ける想いが綴られたご挨拶文を読みます。

「ほお~なるほど・・。生きもの(金魚)をアートにする発想ってすごい。」と感心しつつ、歩みをすすめます。薄闇から一転、色と光の饗宴です。

照明の色によって変わる見え方が幻想的。

こんなに大きな水槽に多くの金魚!!圧巻です。okuno3

 

さらに通路をすすむと今度は、上からも横からも眺められるような円筒形の水槽です。

芸術的な優雅さを持った金魚たちが、それぞれの水槽の中で泳いでいます。

見たこともないような特殊な形をした金魚たちが次々に展示され、その形態にため息です。okuno2

 

掲示された説明文には、観賞用金魚の歴史、交配を重ねてできる偶然の美、稀少な美ゆえの生物としての弱さなどが。

交配しても成長するまでどのようなものになるかわからないという気の遠くなるような時間と手間と情熱。そんなことを思いながら金魚たちのあいだを見て回ってました。

 

そして、今回一番大きなそして一番有名なアートです。よく宣伝でみるやつです。

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 その展示場には、日本酒のバーがあり、飲みながら鑑         

賞できるんですが、そこそこいっぱいで、飲まずにその場を後に。残念。。。

 

2階のギャラリーから見下ろすこともでき、光の色の変化によって見え方が変わり幻想的。時を忘れて見入ってしまいました。

 

ふと我に返って、現実的なことを考えました。

こんなにたくさんの金魚がひとつの水槽の中にいるのに水が全然濁っていない!!金魚の糞が浮かんでいない!!びっくり!!水槽の内側にも曇りひとつなく。

きっと水を循環させて不純物を取り除くような装置やスタッフの方たちの努力の表われなのかもしれない。なんて考えていました。

展示が終わった後の金魚たちは、元の持ち主の金魚の業者さんに返され、そこで今後の金魚生を過ごすか、誰かに気に入られて買われるそうです。

このアートは、絵画や彫刻のように後世には残らないけれど、見た人の心の中にほんのりと残っていくようなそんな芸術でした。また、次回があればまた見に行ってみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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