桜の季節には毎年お花見に行きます。
なぜかこの時期になるとそわそわそわそわ・・・。桜前線のチェックです。
今年は3月末にお仕事がお休みになり平日に行くことができました。
京都のお花見が多いのですが、さすがにこのシーズンは観光客が多そうなので、
近場で和歌山の紀三井寺に行くことに。
和歌山に行ったのは、もう記憶もないくらい前なので楽しみでしたが、

和歌山のガイドブックを見ても、桜情報は「紀三井寺は早咲き」というくらい。

あとは、観光名所ばかりで紀三井寺の詳細はあまり載ってません。

なので、軽くググってみました。

「231段の石段があり結縁坂と呼ばれていて厄除けの名前も」なんて書いてありました。

なんてさっくり予備知識をいれて、当日紀三井寺に向かい、

楼門をみて「これが石段かぁ・・楽勝♪」と思って、

きれいな朱色の立派な楼門をくぐるとあっけに取られてしまいました。

 

その後ろに壮大な見上げるほどの石段がひかえていたのです!!

「桜を見て満開♪綺麗♪」って思うより、

思わず「これ、のぼれるかしら・・?!」

普通のお花見の服装と靴で来てしまった私。

もちろん、スカートにパンプス・・・。

お花見に来て、石段から落ちて怪我したらしゃれにならない!ので、真ん中の手すりにしがみついて石段を一歩一歩踏みしめてのぼりました。途中の桜を見上げる余裕もなく・・・^^;

途中に、「紀三井寺の名前の由来の三つの井戸」のひとつがあるのですが、

そこで一旦ひきつった太ももと荒い呼吸を整えつつ小休止。

ふたたび、のぼりきって見下ろした景色は絶景!!

さわやかに渡る風と桜の花越しに遠く海まで見渡せます。

しばし感動にひたりました。

せっかくお寺に参ったのですから、お参りさせていただこうと本堂へ。

独特の静寂な雰囲気に心があらわれるようです。

見上げると、千手観音さまと十一面観音さまが。

そのやさしげなまなざしと清らかなお姿にただただ言葉もなく、

見上げるばかりでした。

残念ながらお写真はありませんが、ぜひ仏様も見にいらしてください。

 

せっかく和歌山に来たので、和歌山城の桜も見ましょうねということで、

大きなお城ではありませんが、桜も満開でお花見客も多かったです。

 

大阪城のような賑やかさはありませんが、

やっぱり天守閣から見下ろす一望は海も山も見える絶景でした。

機会があれば是非行ってみてくださいね。

 

 

 

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